【コラム】ラバーマッチ(rubber match)

格闘技における**ラバーマッチ(rubber match)**は、
「お互い1勝1敗で並んだ状態から、勝ち越しを決める3戦目」 のことです。


基本的な意味

  • rubber には「決着をつける」という意味があり、スポーツ用語として使われます。
  • 格闘技では、選手同士が過去に2回対戦して「1勝1敗」だった場合、その次の試合(3戦目)がラバーマッチと呼ばれます。
  • 3戦目で勝った方が**「直接対決で勝ち越し」**ということになります。

  1. 総合格闘技(MMA)の例
    • 選手A vs 選手B
      • 1戦目:Aが勝利(判定勝ち)
      • 2戦目:Bが勝利(一本勝ち)
      • ここで1勝1敗 → 3戦目がラバーマッチ。
      • 3戦目で勝った方がシリーズの勝ち越し。
  2. ボクシングの例
    • 世界タイトルマッチ
      • 第1戦:チャンピオンが防衛成功(判定)
      • 第2戦:挑戦者が勝利(KO)
      • 勝敗は1勝1敗 → 第3戦で決着をつける → これがラバーマッチ。

ポイント

  • ラバーマッチは必ずしもタイトル戦とは限らず、因縁や人気カードの決着戦として組まれることが多い。
  • 「直接対決の完全決着」という意味でファンの注目度が高い。
  • 3戦目の結果がシリーズの印象を大きく左右する。