【コラム】格闘技におけるコンテンダー

格闘技における「コンテンダー(contender)」とは、タイトル(チャンピオンの座)に挑戦できる実力を持った選手のことです。もっと具体的に言うと、タイトルマッチ(王座戦)に出場するための資格や実力を持つ選手を指します。たとえば、ボクシングや総合格闘技(MMA)などでは、ランキング上位の選手たちがコンテンダーと呼ばれ、現チャンピオンとの戦いが期待されています。

身近な例で考えると、コンテンダーは「次の優勝候補」といった感じです。例えば、サッカーのリーグ戦でいうと、シーズン中に勝利を重ね、首位に近づいているチームがコンテンダーです。チャンピオンと直接対戦して勝利すれば、その地位が手に入る可能性があるわけです。

また、日常生活に例えるなら、会社で昇進を目指して成績や成果を上げている社員が「昇進のコンテンダー」と言えます。その人が上司や周りから「次の昇進候補」と見なされているようなものです。

“contend” という英単語は動詞で、主に次のような意味があります:

  1. 争う、競う(競技や試合で争う)
    • 例: “The teams will contend for the championship.” (チームが優勝を争います)
  2. 主張する(意見や立場を強く述べる)
    • 例: “She contends that her solution is the most effective.” (彼女は自分の解決策が最も効果的だと主張しています)

このように、「contend」は競い合う、または意見を述べて主張する際に使われる単語です。